大谷翔平 ピンチも冷静「ランナーを置いてからの投球が良かった」硬軟自在に6回無失点

 「アスレチックス4-1エンゼルス」(19日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6回無失点の好投も味方の援護もないまま降板。7登板連続二刀流出場でメジャー1年目を超える自己最多5勝目はお預け。防御率は3・21となった。チームは2連敗で2日以来の借金1となった。

 「2番・投手」で、後半戦初、今季11度目の投打同時出場。6回96球を投げて3安打無失点。4連続を含む8三振を奪った。96球中59球がストライクと制球も良く、四球も1つだった。

 「ストライクの割合も悪くなかったですし、ランナーを置いてからの投球がよかったのかなとは思う」。

 ピンチでも冷静だった。二回は1死から二塁打を浴びたが、2者連続空振り三振で切り抜けた。三回も1死から四球と二塁打で二、三塁とされたが、後続を空振り三振、二ゴロに斬った。

 序盤はこの日MAX159・7キロの直球、スプリット主体の力強い投球。四回以降はスライダーなどの変化球を織り交ぜて単打1本に抑え、4連続三振も奪った。「まっすぐとスプリットはもちろん自信のある球なので、優先順位の低い球を混ぜることによって、他が生きてきたりするので、そういう使い分けは必要かなと思います」と、この日の硬軟自在の投球を振り返った。

 大谷はそのまま七回から右翼の守備に入った。外野の守備に入るのは6月10日のダイヤモンドバックス戦以来5度目。だが、大谷降板直後の七回に2番手シーシェクが均衡を破る3ランを浴びてチームは敗れた。

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