大谷翔平は出番無し 連続出場40試合で止まる チームは逆転負け

 「ツインズ5-4エンゼルス」(23日、ミネアポリス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は6月1日のジャイアンツ戦以来、41試合ぶりに出番がなかった。

 6月13日のダイヤモンドバックス戦以来、31試合ぶりにスタメンを外れた大谷は代打要員として待機。マドン監督は1点リードの七回1死一塁の場面で大谷とともに先発をはずれた左打ちのウォルシュを、1点を追う九回には先頭でレンヒフォーを代打で起用したが、最後まで「ピンチヒッター・大谷」をコールすることはなかった。

 試合前の会見でマドン監督は同じ左打ちで中軸を担う大谷とウォルシュをスタメンから外した理由を「(ツインズの先発が左腕の)ハップなので2人を休ませたかった」と説明し、「彼が必要としたのではない。私の考えだ」と明かしていた。

 大谷とウォルシュはともにオールスター戦に初選出。球宴後の後半戦6試合の成績は大谷が打率・167(24打数4安打、1本塁打)、14三振、ウォルシュが打率・185(27打数5安打)、8三振とミニスランプに陥っている。球宴出場の影響について指揮官は「わからない」としながら「彼らが苦しんでいるのは、(後半戦3カードの)シアトルとオークランドの投手陣、そして、前夜の前田が左打者に良い投球をしていた。それが理由だと思う」と話した。

 大谷はここまで打者で89試合(代打5試合)に出場し、打率・271、メジャートップの34本塁打、ア・リーグ3位タイの74打点、同5位タイの12盗塁をマーク。22日の試合はツインズの先発、前田に3打席2三振と抑えられるなど、4打数無安打3三振で約1カ月ぶりの2試合連続ノーヒットとなった。

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