エンゼルス・大谷 メジャー自己最多5勝目 最速161キロ!7回5安打1失点
「エンゼルス6-2ロッキーズ」(26日、アナハイム)
ユニホームを泥だらけにしたエンゼルスの大谷がマウンド上でほえた。「2番・投手」で投打同時出場したロッキーズ戦の七回。この日最後の球となった99球目に最速161キロ直球で三振を奪い、本拠地を熱狂させた。
「最後の七回はちょこっと三振狙いにいきました。最後まで自分のペースでできていた」
7回5安打1失点、無四球でメジャー1年目の18年を上回る自己最多の5勝目。5奪三振で初の年間100奪三振を達成し「まだまだ上がる要素もある」と言い切った。
打っては初回に先制適時打を放ち、二盗も成功させた。MVPの声には落ち着いた表情で「最後まで健康体でしっかりと自分のパフォーマンスを維持できればいい。その先でそういうものを取れたら幸せ」と言った。