大谷翔平、“天敵”撃ちも盗塁失敗で好機拡大できず 今季初2戦連続完封負け借金1
「エンゼルス0-2アスレチックス」(30日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、4打数1安打。六回に中前打を放ち、打率を・279とした。しかし、チームは2戦連続完封負けで借金1となった。
過去の対戦打率・158(19打数3安打)と苦しめられている“天敵”バシットとの対決。初回の打席はカウント1-2から高めの150キロ直球にバットは空を切った。
1点ビハインドの四回は先頭でワンストライクからボール気味の外角チェンジアップを打って二ゴロに倒れた。
やり返したのは六回だ。依然として1点を追う展開。カウント1-2から内角145キロカットボールを詰まらせながら中前へ運ぶ。次打者ゴセリンの2球目に果敢に二盗を狙ったが、敵軍捕手の好送球に阻まれ、今季6つめの盗塁死を喫した。
0-2の八回は2番手ロモに対し、カウント1-2から外角低めチェンジアップにバットを伸ばす。右へ寄るシフトを敷き、二塁ベース近くに位置した三塁手の左へ打球を転がし、快足を飛ばしたが、わずかに及ばず。ゴールドグラブ2回のチャプマンのランニングスローに屈した。