大谷翔平、決勝適時打 178キロ弾丸二塁打で勝率5割復帰

 アスレチックス戦の3回、右中間に先制二塁打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 アスレチックス戦の3回、先制二塁打を放ち一塁へ向かうエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 アスレチックス戦の3回、先制二塁打を放ち、ベンチに向かってポーズをとるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス1-0アスレチックス」(31日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、三回に先制適時二塁打を放つなど、4打数1安打1打点だった。打率は・278。チームは3戦ぶり勝利で勝率を5割に戻した。

 大谷の初回の打席は空振り三振。前回6月16日の対戦で19号ソロとバント安打を記録した左腕アービンに対し、カウント2-2から138キロチェンジアップにバットは空を切った。

 好機をものにしたのは両軍無得点の三回1死一、二塁の打席。カウント1-1から低めの直球にバット一閃。時速178キロの弾丸打球を右中間へはじき返し、先制点を挙げた。

 1点リードの五回2死の打席はカウント1-2から4球目、151キロ直球をとらえることができず、空振り三振を喫した。

 1-0の八回は先頭で3番手左腕チャフィンに対し、カウント1-1から2球連続で投じられた外角低めのスライダーを空振りして三振。22日のツインズ戦以来、シーズン11度目の1試合3三振を記録した。

 試合は、エンゼルスの先発バリアが七回途中4安打無失点で2登板連続勝利。3人の継投で相手打線を無失点に抑え、2試合連続完封負けの借りを返した。

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