大谷 決勝適時二塁打、3年ぶり“1-0勝利” 勝率5割復帰
「エンゼルス1-0アスレチックス」(7月31日、アナハイム)
好機を逃さなかった。0-0の三回1死一、二塁。エンゼルスの大谷がカウント1-1から左腕アービンの低め直球を右中間へ運び、二塁を陥れた。時速178キロの弾丸打球で先制点。2戦連続完封負けのチームに21イニングぶりの得点をもたらした。
この一打で今季打点はメジャー2位タイの82。メジャートップのゲレロ(ブルージェイズ)にふたたび1差に迫り、キングを独走している37本塁打と合わせ、打撃2冠に最接近した。
チームは3人の継投で虎の子の1点を守り切り、18年9月11日以来、3年ぶりの“1-0勝利”。勝率を5割に戻したマドン監督は投手陣の好投を称えながら「目指す場所(プレーオフ)に行くには僅差の試合を取らなくてはいけない。今日は素晴らしかった」と話した。