登板回避の大谷 プロ初1試合2併殺、3戦ぶり無安打
「エンゼルス3-8アスレチックス」(1日、アナハイム)
本拠地がため息に包まれた。前日の試合で決勝打を放ったエンゼルスの大谷が1日(日本時間2日)のアスレチックス戦で急ブレーキだ。走者を一塁に置いた五、八回の打席でいずれも二ゴロ併殺。反撃を期待された場面で、メジャーを含むプロ入り後自身初の1試合2併殺を記録するなど、3戦ぶり無安打に封じられた。
7月28日の試合中にベンチ内に飛び込んできたファウルボールで右手親指を負傷。マドン監督は軽症を強調して「良くはなってきてはいる」と話すが、直近4試合の打率は・154(13打数2安打)と本調子とは言いがたい状況が続いている。
この日予定されていた登板を回避した大谷は、試合前に3日ぶりにキャッチボール。指揮官は「万全を期したいだけ」と説明し、同投手の次回登板は早くても4日(同5日)のレンジャーズ戦になる見通しを示した。