大谷翔平「2番・DH」4戦ぶり先発 第1打席は二ゴロ 本塁打王争うゲレロと激突

 「ブルージェイズ-エンゼルス、ダブルヘッダー第1戦」(10日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)がダブルヘッダー第1戦に「2番・指名打者」で4試合ぶりにスタメンで出場し、初回の打席は二ゴロ失策だった。

 本塁打王を争うゲレロを擁するブルージェイズとの4連戦初戦。悪天候で延期となった敵地での4月11日の試合の代わるこの日の試合は、本拠地でありながらビジターチームとしてイニングの表で攻撃する変則試合となった。

 前カードのドジャース3連戦は指名打者制のない交流戦だったため3試合連続代打で途中出場した大谷。4戦ぶりにスタメンに名を連ねた初回無死一塁の打席は左腕マッツに二ゴロだった。5球連続見送ってフルカウントとし、2球連続で150キロ台のシンカーをファウルにした後、134キロチェンジアップを打って二塁手正面のゴロ。しかし、二塁手セミアンが二塁悪送球で無死一、二塁と好機を広げた。

 次打者ゴセリンの2球目に二走フレッチャーの単独盗塁で無死一、三塁とするも、1死からイグレシアスが併殺に倒れるなど、無得点に終わった。

 大谷は前日まで106試合(代打8試合)に出場し、打率・269、メジャートップの37本塁打、同3位タイの82打点。本塁打でメジャートップを走るが、7月28日のロッキーズ戦を最後に11試合38打席で足踏み。その間の打率は・138(29打数4安打)と精彩を欠き、2位ゲレロに2本差に迫られている。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・二塁 フレッチャー 打率・308、2本塁打、38打点

2番・DH 大谷     打率・269、37本塁打、82打点

3番・一塁 ゴセリン   打率・270、3本塁打、26打点

4番・遊撃 イグレシアス 打率・273、8本塁打、39打点

5番・左翼 アップトン  打率・223、15本塁打、34打点

6番・右翼 アデル    打率・304、0本塁打、4打点

7番・捕手 スタッシ   打率・293、10本塁打、25打点

8番・中堅 ラガレス   打率・238、2本塁打、25打点

9番・三塁 メイフィールド打率・241、7本塁打、14打点

   投手 ロドリゲス  2勝1敗、防御率3・86

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