「エンゼルス－ブルージェイズ、ダブルヘッダー第２戦」（１０日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２７）がダブルヘッダー第２戦に「１番・指名打者」で出場することが発表された。大谷がリードオフマンで起用されるのは、史上初の投打同時出場を果たした７月１３日のオールスター戦以来。公式戦では６月２６日のレイズ戦以３７戦ぶりとなる。

　大谷はここまで１０７試合（代打８試合）に出場し、打率・２６７、メジャートップの３７本塁打、同４位の８２打点。本塁打は２位ゲレロ（ブルージェイズ）に２本差でメジャートップを走るが、７月２８日のロッキーズ戦を最後に１２戦４２打席連続で足踏み。同２９日以降の１２試合の打率は・１２１（３２打数４安打、９四球）と精彩を欠いている。

　この日のダブルヘッダー第１戦は３打数無安打１四球だった。３打席無安打で迎えた１点リードの六回２死三塁の場面で今季８個目の申告敬遠を記録し、次打者の打席でシーズン１６盗塁目となる二盗に成功。左前打で快足を飛ばして一気に生還し、勝利に貢献した。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２６７、３７本塁打、８２打点

２番・二塁　フレッチャー　打率・３０７、２本塁打、３８打点

３番・一塁　ゴセリン　　　打率・２７５、３本塁打、２８打点

４番・右翼　イートン　　　打率・２０９、６本塁打、３０打点

５番・遊撃　イグレシアス　打率・２７４、８本塁打、３９打点

６番・中堅　マーシュ　　　打率・１５４、０本塁打、２打点

７番・左翼　ラガレス　　　打率・２４１、２本塁打、２５打点

８番・捕手　スズキ　　　　打率・２１４、３本塁打、９打点

９番・三塁　メイフィールド打率・２４１、７本塁打、１４打点

　　　投手　スアレス　　　５勝４敗、防御率３・６０