本塁打トップの大谷 投手で2位ゲレロと直接対決へ 監督「興味深い。でしょ?」

試合前のベンチで取材に応じるマドン監督
キャッチボールするエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
試合前、練習を終え笑顔で引き揚げるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-ブルージェイズ」(11日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が試合前のブルペンで24球を投げ、明日12日の登板に備えた。

 中7日、今季17度目のマウンド。注目は本塁打王争いをするブルージェイズの主砲ゲレロとの初対決だ。同選手の出場は未定だが、37本塁打でメジャートップを走る大谷が2本差で2位につけている22歳スラッガーに投げる可能性についてエンゼルスのマドン監督は「興味深い。でしょ?」と日米報道陣に問いかけ、「おそらく初めてだろうね、8月に限れば」と言って笑わせた。

 今季は投打で好成績を残し、二刀流選手としてメジャーを席巻している大谷。指揮官は「見逃してはいけない。これが当たり前のことだと考えてはいけない。よくあることだと思ってはいけない。私からのメッセージは、今起こっていることを見逃すな、だ。100年に一度の出来事だからね」と話した。

 大谷はここまで108試合(代打8試合)に出場し、打率・266、メジャートップの37本塁打、ア・リーグ4位の82打点、同5位タイの16盗塁をマーク。投手では16登板で6勝1敗、防御率2・93。5月28日のアスレチックス戦で今季初黒星を喫した後は9登板負けなしの5連勝で、直近4試合のうち3試合で無四球を記録するなど、安定した投球を続けている。

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