二刀流大谷翔平6連勝で7勝目&弾丸二塁打 ゲレロとのMVP候補対決は2打数1安打
「エンゼルス6-3ブルージェイズ」(12日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・投手」で出場。6回99球を投げて3安打2失点、5三振、3四球の好内容で、5月28日の初黒星後は無敗の6連勝で7勝1敗とした。打っては3打数1安打だった。
この日は本塁打タイトル争い、MVP争いでもライバルと目されているブルージェイズのゲレロと初対決。初回、2死走者なしの第1打席は、初球外角低めのスライダーを捉えられ、飛んだコースが良く三遊間を破る左前打とされた。四回の第2打席は内角球で追い込み、最後は外のスライダーで空振り三振に仕留めた。六回の第3打席は、声も出る気合の投球。この日最速の159キロを記録したが、フルカウントから四球を与えた。
打席では初回の第1打席は打球速度180キロ、飛距離118メートルの弾丸左中間二塁打を記録。二回の第2打席はフルカウントから四球を選んだ。三回の第3打席は中飛に倒れた。六回、先頭打者として迎えた第4打席は左腕スニードに対して見逃し三振に倒れた。
大谷の投打同時出場は10登板連続、1番に入って投げるのは6月30日のヤンキース戦以来、今季2度目だった。