大谷翔平、バット折られながらタイムリー ボテボテの一打でシフト破り

 8回、適時内野安打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 7月の月間MVPの表彰式で、マドン監督(右)と記念写真に納まるエンゼルス・大谷=アナハイム(球団提供)
 アストロズ戦で盛り上がるエンゼルスのファン=アナハイム(共同)
3枚

 「エンゼルス-アストロズ」(13日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が4試合連続のリードオフマンとして、指名打者で出場。八回に適時打を放った。

 3打数無安打で迎えた、4点を追う八回の第4打席。2死一、二塁の場面で2番手のグレーブマンと対戦した。内角の直球にバットを折られながら放った一打は、速度90キロのボテボテの打球。だが、三遊間が大きく空いたシフトをあざ笑うかのようにしぶとく三遊間を抜ける左前適時打となった。外野手がもたつく間に好走塁で二塁も陥れた。

 3打席目まではアストロズ先発・通算218勝の37歳ベテラン右腕グリンキーの前に抑えられた。

 初回の第1打席は痛烈な打球を放ったが、シフトを敷いて二塁ベース右側を守る遊撃手の正面へのライナーに倒れた。三回の第2打席は抜かれたボールに泳がされながらバットで拾ったが、伸びを欠いて右飛に倒れていた。六回の第3打席は8球粘った末にチェンジアップで空振り三振に倒れた。

 グリンキーは09年サイ・ヤング賞を受賞。今季はここまで23登板でチーム最多の10勝(3敗)を挙げ、防御率は3・69。大谷は4月6、23日に対戦し、通算打率・428(7打数3安打)を記録していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス