筒香のパイレーツ電撃移籍を米サイトが“解説”「復調」「金銭的リスクなし」
ドジャース傘下3Aオクラホマシティーから自由契約になった筒香嘉智内野手(29)がパイレーツと契約する、と15日(日本時間16日)、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで伝えた。同内野手は前日にオクラホマシティーから自由契約になったと同球団の公式サイトが発表していた。
レイズ、ドジャースに続き、3球団目となるパイレーツは15日現在、42勝76敗。所属するナ・リーグ中地区では首位ブルワーズと29・5ゲーム差でダントツの最下位に低迷している。
メジャー2年目の筒香はレイズで26試合、打率・167、0本塁打、5打点と振るわず、5月11日に戦力外に。その後、トレードされたドジャースでも12試合(先発6試合)で打率・120(25打数3安打)と苦しみ、持ち味であるはずの本塁打含む長打は1本もないまま、負傷者リスト入りした。
しかし、3Aでは43試合の出場で打率・257、出塁率・361、10本塁打、32打点と結果を残しており、米大リーグ情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」も「この復調がパイレーツに興味を抱かせ、彼に登録枠を与えることになった」と“解説”。今季年俸700万ドル(約7億7000万円)の大部分を古巣レイズが支払うことから「チームにとって金銭的リスクがない」と、スモールマーケット球団にとってのメリットも伝えた。