大谷翔平 1番でヤンキースのエース右腕コールと2年ぶり対決 敵地で最速40号なるか

 「ヤンキース-エンゼルス」(16日、ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・指名打者」で出場することが発表された。悪天候のため延期となった7月1日の試合の代替試合.大谷は6試合連続1番で起用された。

 大谷はここまで打者で113試合(代打8試合)に出場し、打率・271、メジャートップの39本塁打、打点はトップのディバース(レッドソックス)と3差の同3位タイ86打点、同5位タイの17盗塁をマークしている。前日のアストロズ戦は4打数2安打で、2戦連続マルチ安打を達成し、チームの逆転勝利に貢献した。

 大谷は8月に入って9試合の打率・087(23打数2安打)と振るわなかったが、10日のブルージェイズとのダブルヘッダー第2戦に1番で起用された後は6戦連続安打、打率・348(23打数8安打、2本塁打)と復調している。

 ヤンキースの先発はエース右腕のコール。今季は21登板、チーム最多の10勝(6敗)を挙げ、防御率3・11。130回1/3を投げてメジャー2位の176三振、同3位の奪三振率12・15を記録している。

 大谷がコールと対戦するのは、アストロズ時代の19年7月17日以来、約2年ぶり。大谷のファンであることを公言している右腕との通算対戦成績は打率・273(11打数3安打、1四球、3三振)。今季自己最長の7試合連続安打、両リーグ40号一番乗りなるか、注目される。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・DH 大谷     打率・271、39本塁打、86打点

2番・二塁 フレッチャー 打率・302、2本塁打、39打点

3番・左翼 アップトン  打率・224、15本塁打、36打点

4番・一塁 ウォルシュ  打率・264、22本塁打、70打点

5番・三塁 ゴセリン   打率・272、4本塁打、30打点

6番・遊撃 イグレシアス 打率・269、8本塁打、39打点

7番・中堅 マーシュ   打率・209、0本塁打、2打点

8番・捕手 スタッシ   打率・283、10本塁打、25打点

9番・右翼 アデル    打率・250、0本塁打、6打点

   投手 スアレス   5勝5敗、防御率3・90

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