大谷翔平、第1打席で中前打→二盗→先制ホーム 塁上ではカブレラのいたずらに笑顔

 タイガース戦の1回、中前打を放つエンゼルス・大谷=デトロイト(共同)
タイガース戦の1回、二盗を決めたエンゼルス・大谷=デトロイト(共同)
 1回、中前打で出塁したエンゼルス・大谷(17)のポケットから手袋を抜き取る一塁手カブレラ。その後は笑顔で言葉を交わしていた=デトロイト(共同)
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 「タイガースーエンゼルス」(17日、デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・指名打者」で出場し、初回の打席で中前打を放ち、18盗塁目となる二盗を成功。後続の適時打で先制ホームを踏んだ。

 6月20日の対戦で自己最多を更新する23号を放った有望右腕マイズとの対決。大谷はプレーボール直後の初球、146キロ直球を中前へはじき返した。

 チームに流れを呼び込む先頭打。一塁に達した大谷を待っていたのは一塁手カブレラのいたずらだ。メジャー19年目、通算500本塁打に王手を懸けているベテランは、プロテクターを外すことに集中している背番号「17」を見て、右尻のポケットに入っている走塁用手袋をそっと抜き出す。気付いた大谷は笑顔を見せた後、しばし談笑。6月の対戦でも塁上で交流している二人の間に和やかな空気が漂った。

 前夜のヤンキース戦は4打数無安打。7戦ぶりのノーヒットだった大谷は走塁でも積極性を見せる。次打者フレッチャーの2球目に18盗塁目となる二盗に成功。5番マーシュの適時中前打で先制ホームを踏んだ。

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