４月の快進撃の後、引退騒動でも話題となったホワイトソックス３Ａのヤーミン・メルセデス内野手（２８）が１７日（日本時間１８日）、ＳＮＳで日本国旗のイラストを掲載。大リーグ公式サイトのヘクター・ゴメス記者が自身のツイッターで「日本に向かっている？」とつぶやくなど、その動向に注目が集まっている。

　ドミニカ共和国出身のメルセデスは昨年８月にメジャーデビュー。今季は初めて開幕からメジャー入りし、開幕戦のエンゼルスとの試合で５打数５安打４打点を記録すると、翌日の試合でも１号を含む３安打２打点と持ち味のパワーを生かした打撃を披露した。開幕から８打席連続安打のメジャー新記録を打ち立てた。

　４月は月間打率・４１５を残したメルセデスだったが、５月以降は打率が急降下。６月に入っても１８試合で打率・２２１と苦しみ、７月初めにマイナー行きを通達された。同選手は３Ａで復調の兆しを見せる中、７月下旬に自身のインスタグラム（ＩＧ）で突然の現役引退を表明。しかし、球団に説得されたのか、その後もプレーを継続し、１５日現在、３５試合で打率・２９２、１０本塁打、２２打点をマークしている。

　メルセデスは１６日夜に２４時間で投稿内容が消去されるＩＧのストーリーズに熟考する絵文字を投稿した後、この日朝に、日の丸のイラストを新たに加えた。