大谷 強打者の証明!リーグ最多9度目敬遠 初回には初球を快打、先制のホーム踏む

 「タイガース2ー8エンゼルス」(17日、デトロイト)

 好球必打。エンゼルスの大谷翔平投手(27)が快音を響かせたのは初回、プレーボール直後の初球だ。やや内寄り真ん中の146キロ直球をセンターへはじき返し、攻撃の口火を切ると、次打者の2球目にすかさず二盗。今季18盗塁目で得点圏に進み、5番マーシュの中前打で先制ホームを踏んだ。

 この日は“恒例”のいたずらも待っていた。中前打を放った後に一塁上でプロテクターを外している隙に、右尻のポケットに入れていた走塁用手袋をタイガースの一塁・カブレラに抜き取られた。

 元三冠王。19年目、史上28人目の通算500本塁打に王手をかけているベテランは6月の対戦でも大谷にボディータッチするなど、積極的に交流。「フレンドリーな感じで接してくる」。そう話したことのある大谷は、塁上で笑顔を見せながら言葉を交わした。

 八回までは1点を争う展開。二回以降の大谷は5打席で3四球を選んだ。同点の六回2死二塁の勝ち越し機にはリーグトップの9個目の敬遠。今季5度目の1試合3四球も記録した。

 きょう18日は中5日で先発登板する大谷。今季はビジター4勝3敗、防御率5・22と苦戦しているが、タ軍敵地では18年5月30日に5回1失点とマウンドとの相性は良い。自身7連勝、8勝目を懸けた戦いに臨む。

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