大谷翔平 40号&8勝目翌日は2安打2四球 打点トップと1差 8点差逆転勝利に貢献

 3回、右前打を放つエンゼルス・大谷=デトロイト(共同)
 タイガースに逆転勝ちし、マドン監督(左)とタッチを交わすエンゼルス・大谷(17)=デトロイト(共同)
 6回、内野安打を放ち一塁へ駆け込むエンゼルス・大谷=デトロイト(共同)
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 「タイガース10-13エンゼルス」(19日、デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「1番・指名打者」で出場し、3打数2安打2四球、1打点、2得点だった。3戦連続安打、今季33度目のマルチ安打で打率を・272とした。チームは86年8月29日のタイガース戦に並ぶ球団史上最大となる8点差をひっくり返す逆転勝利。3連勝で貯金1とした。

 前夜の試合は投打同時出場で8回1失点の好投で8勝目を挙げ、両リーグ最速40号を放つ活躍を見せた大谷。16時間後に始まったこの日のデーゲームは、初回の打席で右飛に倒れた後、三回に右前打を放って連続安打試合を3に伸ばした。四回2死一、二塁の得点機はフルカウントから四球を選んで出塁した。

 試合はエンゼルスの先発キンタナが大乱調で2回途中6失点KO。五回終了時に2-10とされ、劣勢を強いられた。ところが、六回に打者10人の猛攻で一挙6点を奪って息を吹き返す。

 大谷も六回1死一塁の打席で投手内野安打を放って好機拡大。一塁線際のボテボテの当たりに快足を飛ばし、チームを勢いづけた。

 2点差に迫った七回はこの日2つ目となる四球で出塁し、4番ウォルシュの適時二塁打で1点差に迫るホームを踏み、逆転に成功した直後の八回1死三塁の場面ではセンターへの犠牲フライで貴重な追加点を挙げた。

 本塁打争いで2位ゲレロ(ブルージェイズ)に5本差をつけ、独走態勢に入っている大谷は打点部門でメジャートップに並んでいるディバース(レッドソックス)とアブレイユ(ホワイトソックス)に1差の2位タイ。2冠獲得に向けて好位置につけている。

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