大谷翔平、右手首に150キロ投球直撃も判定「三振」 米記者は心配「二重の災難だ」

 1回、スイングの際に投球を右手首付近に受けたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 パドレス戦のベンチで、投球を受けた右手首付近をアイシングするエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-パドレス」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、初回の打席で右手甲に投球を受けたが、スイングと判定され、空振り三振を記録した。

 大谷が声を上げて顔をしかめた。初回無死一塁、3球連続ファウルで追い込まれた後の4球目、胸元近くの150キロ直球を打ちに行くような形で右手首に当てた。

 ベンチからトレーナーと水原通訳、マドン監督が駆け寄る。大谷は手袋を外し、右手小指のつけ根あたりを示しながら状態を確認した。死球と判断して一塁へ向かったが、球審の判定は空振り三振。指揮官が審判団に抗議したが、判定は覆らなかった。

 地元紙オレンジカウンティ・レジスターのフレッチャー記者は自身のツイッターで「エンゼルスにとって二重の災難だった」とつぶやき、大谷が利き手に投球を受けながら三振と判定されたことを速報。「オオタニがこのまま試合に残るのかどうか。DHなので次の打席まで分からないかもしれない」と、患部の状態を心配した。

 大谷は前日まで124試合(代打8試合)に出場し、打率・266、メジャートップの41本塁打、同5位タイの89打点、ア・リーグ5位タイの19盗塁。日本選手では13年のイチロー(ヤンキース)と青木(ブルワーズ)以来、8年ぶりの20盗塁にあと1に迫っている。

 前日の試合は4打数無安打。本塁打王争いはトップを独走しているが、ロイヤルズのペレスがこの日のマリナーズ戦で4戦連発37号2ランを放ち、ゲレロ(ブルージェイズ)を抜いて単独2位に浮上し、猛追している。

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