ダルビッシュの3カ月ぶり勝利にパドレス監督「これが我々の知っているユウだ」
「パドレス8-5エンゼルス」(8日、サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手(35)が6回3安打1失点、与四球1、奪三振7で8勝目(9敗)を挙げた。6月21日のドジャース戦以来、約3カ月ぶりの勝ち星で自己ワーストの連敗を7で止めた。99球を投げてストライク64球。防御率を3・95とした。エンゼルスの大谷翔平投手(27)は、DH制のない交流戦のため、2試合連続でスタメンを外れ、43試合ぶりに出場機会なし。古巣日本ハムの先輩と後輩の初対決は来季に持ち越された。
三回途中6失点KOの前回登板から一転、4登板ぶりにクオリティースタート(6回以上、3自責以下)を達成したダルビッシュ。初回は三者連続三振で好スタートを切り、四回に失点につながる三塁打を許した後は六回を投げ切るまで内野安打1本のみ。試合後の会見でティングラー監督は「とても良かったと思う。特に序盤と終盤は。すべてのボールについて腕の振りも球速も素晴らしかった。これがわれわれの知っているユウ・ダルビッシュだ」とたたえた。