大谷、2番で45号キング奪回なるか タイム誌「世界で影響力ある100人」に選出
「ホワイトソックス-エンゼルス」(15日、シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場することが発表された。
大谷はここまで打者で137試合(代打9試合)に出場し、打率・257、メジャー2位の44本塁打、ア・リーグ8位タイの94打点、同4位タイの23盗塁をマーク。前日の試合は3三振を含む4打数無安打1四球で5試合ぶりのノーヒットだった。
本塁打王争いはブルージェイズのゲレロを1本差で追う展開。ロイヤルズのペレスが前日の試合で43号を放っており、3人が2本差にいる混戦だ。
1923年創刊の米有力誌「タイム」(電子版)はこの日、「世界で最も影響力のある100人」に同投手を選出したことを発表した。
今季の二刀流の活躍を評価されたもので、MVP3回、通算696本塁打の記録をもち、現在はESPN解説者のアレックス・ロドリゲス氏は同誌の中で「ショウヘイ・オオタニはこれまで誰も見たことのない桁違いのシーズンを送っている」との書き出しで100年前に二刀流として活躍したベーブ・ルースさえできなかった20盗塁、40本塁打、100マイル(約161キロ)投球を挙げて「ショウヘイにしかできない」と記述。さらに「彼はフィールド上で素晴らしいだけでなく、紳士でもある。彼のチームメートからは良いことしか聞かない」などと、大谷の人格についても絶賛した。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・二塁 フレッチャー 打率・277、2本塁打、43打点
2番・DH 大谷 打率・257、44本塁打、94打点
3番・左翼 ゴセリン 打率・270、6本塁打、39打点
4番・一塁 ウォルシュ 打率・272、27本塁打、84打点
5番・三塁 メイフィールド打率・204、9本塁打、24打点
6番・捕手 スズキ 打率・215、4本塁打、14打点
7番・中堅 マーシュ 打率・256、1本塁打、14打点
8番・右翼 ラガレス 打率・235、6本塁打、34打点
9番・遊撃 レンヒフォ 打率・180、4本塁打、10打点
投手 ジャンク 0勝1敗、防御率2・45