大谷、3番で9戦ぶり45号なるか「自分の形で打てれば」ぺレスがトップタイ46号
「エンゼルス-アストロズ」(20日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「3番・指名打者」で出場することが発表された。
大谷はここまで打者で142試合(代打9試合)に出場し、打率・257、メジャー3位の44本塁打、ア・リーグ11位タイの94打点、同5位タイの23盗塁をマーク。前日の試合は投打同時出場で投手では自己最長タイの8回を投げて2失点10奪三振と好投したが10勝目ならず。1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」は次回の登板に持ち越された。
打者では2打数無安打。三回2死二塁の打席での申告敬遠を含む2四球で出塁したが、8戦連続本塁打なしに終わった。
試合後は「(投球が)枠(ストライクゾーン)の外とか、枠の隅っことかが多くはなってきているので、単純に見極めが難しいゾーンにあるというのもひとつあるかなと思う」と、敵軍バッテリーの配球の傾向を語りながら「少しバッティング自体も強引になっているところはあるので、しっかり自分の形で打てれば、多少、隅でもヒットになる確率は上がるのかなとは思います」と、自身の改善点を挙げた。
本塁打王争いはロイヤルズのペレスが20日のインディアンスとのダブルヘッダー第1戦で46号2ランを放ち、歴代捕手最多本塁打記録を51年ぶりに更新するとともにトップのゲレロ(ブルージェイズ)に並んだ。大谷との差を2本に広げた。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・中堅 マーシュ 打率・253、2本塁打、15打点
2番・二塁 フレッチャー 打率・272、2本塁打、45打点
3番・DH 大谷 打率・257、44本塁打、94打点
4番・左翼 ゴセリン 打率・264、6本塁打、40打点
5番・一塁 ウォルシュ 打率・271、27本塁打、85打点
6番・捕手 スズキ 打率・221、5本塁打、15打点
7番・右翼 ロハス 打率・227、5本塁打、14打点
8番・遊撃 レンヒフォ 打率・194、5本塁打、13打点
9番・三塁 メイフィールド打率・206、9本塁打、28打点
投手 バリア 2勝3敗、防御率4・93