大谷 痛恨の打ち損じに顔ゆがめる 第4打席はフェンス手前118m中飛で4打席無安打
「エンゼルス-アストロズ」(20日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「3番・指名打者」で出場。第4打席まで無安打となった。
6点を追う八回は左腕レイリーの初球、真ん中高め付近に入ったスライダーをスイングしたが、フェンス手前の中飛に倒れた。失投を打ち損じ、大谷は顔をゆがめて一塁へ走った。打球速度169キロ、飛距離は118メートルだった。
第3打席までは左腕バルデス-マルドナドの外角中心の配球に苦戦。一ゴロ、遊ゴロ、空振り三振に倒れていた。
大谷はここ8試合本塁打なし。本塁打王争いはロイヤルズのペレスが20日のインディアンスとのダブルヘッダー第1戦で46号2ランを放ち、歴代捕手最多本塁打記録を51年ぶりに更新するとともにトップのゲレロ(ブルージェイズ)に並んでいる。この試合も0-6と劣勢の展開で、第4打席まで快音なしとなった。
大谷は前日の試合後、「少しバッティング自体も強引になっているところはあるので、しっかり自分の形で打てれば、多少、隅でもヒットになる確率は上がるのかなとは思います」と改善点を挙げていた。