大谷翔平 2試合45球でボール27球 残り9戦、限られた“甘い球”仕留められるか
「エンゼルス3-2アストロズ」(23日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は「2番・指名打者(DH)」として先発出場し、4打席中3四球の1打数無安打で、トップに1本差に迫っている本塁打は出なかった。大谷は2試合での10打席のうち7四球(うち2申告敬遠)だった。
前日が大谷が打席で実際にボールを受けたのは18球で、うちストライク(バットに当てたボール含む)は6球、ボールは12球だった。
この日は、全27球のうち、ストライクは12球、ボールは15球。2日を合計すると、45球のうち、ボールが27球あった(申告敬遠時のボールはカウントせず)。
23日の試合は22日と比べれば、ファウルが7つあり、バットに当てられるチャンスは多くなったようには見える。ただ、スイングをしたボールも、コースとしてはかなり厳しいものばかりだった。第3打席の6球目はナックルカーブが真ん中に入ってきたが、これはファウルに。相手が地区優勝目前のアストロズだったこともあり、この2試合は、大谷が本塁打を打つチャンスは極めて限られていた。
残り9試合で、限られた甘い球をいかに仕留められるかがカギになる。