大谷、試合前にブルペンで30球 フィールドでは母校先輩の菊池と再会グータッチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が24日(日本時間25日)、マリナーズ戦の前に26日(同27日)の登板に備えてブルペンに入り、直球にスライダーなどの変化球を交えて約30球を投げて調整した。

 ブルペンに入る前のフィールドでは母校・花巻東の先輩でもあるマリナーズの菊池雄星投手(30)とあいさつ。グータッチを交わし、笑顔を見せた。

 大谷はここまで22試合に登板し、9勝2敗、防御率3・28。123回1/3を投げて146三振を奪っている。1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」にあと1勝としているが、10日のアストロズ戦は4回途中6失点で負け投手に。前回19日のアスレチックス戦は8回2失点と好投したが、勝敗はつかず、103年ぶりの偉業は持ち越された。

 対マリナーズの通算成績は2戦2勝、防御率3・00。今季は6月4日に登板し、6回2失点で勝ち投手になっている。本拠地では12登板で6勝無敗、防御率2・02と圧倒的な強さを見せている。

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