大谷 快足三塁打×2で史上2人目の快挙 次は2桁勝利&本塁打へ大一番に挑む
「エンゼルス14-1マリナーズ」(25日、アナハイム)
右翼線を破る打球に快足を飛ばし三塁を陥れた。初回と三回。いずれも無死一塁で、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が内角変化球を振り抜き、連続適時打を記録した。
自身初の1試合2三塁打でア・リーグトップタイの7本。球団によると、年間45本塁打、20盗塁、6三塁打をクリアしたのは1955年のウィリー・メイズ以来、66年ぶり。史上2人目の快挙だ。
三回、2巡目の打席は2死満塁から押し出し四球を選び、五回にも四球でこの日2四球。4試合13四球は30年のベーブ・ルースらに並ぶメジャー最多記録だ。今季中の復帰を断念したトラウトは四球の多い大谷に「打席の中で我慢しろ。アプローチを変えるな」と助言したそうで、「彼は間違いなくMVP」とエールを送った。
試合前には、球団の選手間投票によるMVPと最優秀投手賞を同時受賞した大谷。26日(日本時間27日)の本拠地最終戦に投打同時出場する。103年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」を達成してみせる。