「レンジャーズ－エンゼルス」（２９日、アーリントン）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２７）が「１番・指名打者」で出場することが発表された。大谷が１番で起用されるのは８月２７日のパドレス戦以来、２７試合ぶり。

　大谷はここまで打者で１５０試合（代打９試合）に出場し、打率・２５６、メジャー３位の４５本塁打、ア・リーグ１１位タイの９８打点、同５位の２４盗塁をマーク。前日は３打数無安打１四球で３戦ぶりノーヒット。６試合連続で本塁打がなく、本塁打王争いは４７本でトップのペレス（ロイヤルズ）を２本差で追う。２位のゲレロ（ブルージェイズ）とは１本差だ。

　この日を含めて残り５試合。９８打点と９９得点で自身初の大台を目前にしている。１００打点に到達すれば、日本選手では０７年の松井秀喜（ヤンキース）以来１４年ぶり、１００得点は０８年のイチロー（マリナーズ）以来１３年ぶりの偉業となる。

　レンジャーズの先発は左腕のハーン。大谷は８月５日の初対戦で四球と空振り三振。９月５日は３度の対戦で一ゴロ、見逃し三振、空振り三振に抑えられ、通算成績は４打数無安打１四球、３三振。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２５６、４５本塁打、９８打点

２番・左翼　ゴセリン　　　打率・２６２、７本塁打、４７打点

３番・三塁　メイフィールド打率・２１１、１０本塁打、３６打点

４番・捕手　スズキ　　　　打率・２３０、６本塁打、１６打点

５番・一塁　ウォルシュ　　打率・２７２、２７本塁打、９０打点

６番・中堅　ウォード　　　打率・２４０、８本塁打、３１打点

７番・右翼　ラガレス　　　打率・２３１、６本塁打、３５打点

８番・遊撃　レンヒフォ　　打率・１９１、６本塁打、１６打点

９番・二塁　フレッチャー　打率・２６２、２本塁打、４５打点

　　　投手　ジャンク　　　０勝１敗、防御率３・７５