大谷 9戦連続ノーアーチ 18個目申告敬遠、打点も足踏み
「マリナーズ1-2エンゼルス」(1日、シアトル)
逆転に成功し、なおも無死二塁の好機で迎えた三回。エンゼルスの大谷翔平投手(27)は3球連続ボールとなったところで勝負を避けられた。ア・リーグ断トツの18個目の申告敬遠。背番号17は一塁へ向かった。
20年ぶりのプレーオフ進出を目指すマリナーズ。四球攻めが予想される中、走者のない場面では勝負された。しかし、甘い球を仕留め切れなかった。初回はカウント2-2から、五回は3ボールからいずれも真ん中の速球をファウルにした後に凡退した。
八回は外角のボール球に空振り三振。3戦ぶり無安打で9試合連続ノーアーチ。超満員4万4169人の敵地が大きく沸いた。打点は99で足踏み。本塁打王争いはトップと3本差。残り2試合。悔いのない打席を重ねていくだけだ。