大谷終戦「成長できた1年」本塁打王ならずも「離脱なく終われたのが良かった」
「マリナーズ3-7エンゼルス」(3日、シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)の2021シーズンが終了した。
2本差で本塁打王こそ逃したが、最終戦で意地の46号ソロ。試合後は充実の笑みもにじませ、「長かったですが、なんとか無事終われて良かった」とうなずいた。
打率・257、46本塁打、自身4本目の先頭弾で日本選手では07年の松井秀喜(ヤンキース)以来、14年ぶりの100打点をマークした。投手でも9勝(2敗)を挙げ、防御率3・14。欠場はわずか4試合で「大きい離脱なく終われたのが良かった」、「成長出来た1年」と収穫を口にした。
一方で、チームはまたもポストシーズン進出を果たせなかった。大谷は「離脱者も多かった。ポストシーズンに行けなかったが来年はそこに行けるようにしたい。4年間行ってないので、雰囲気を味わいたい。ワールドシリーズに向けて10月を過ごしたい」と目標を立てた。
投打二刀流で本領発揮し、ファンを熱狂させた。日本のファンに向けて、「1年間ありがとうございました。ポストシーズンに行けなくて残念ですが、来年は期待に応えられるようにしたい」と締めくくった。