大谷は史上5人目の偉業「45発、100打点、25盗塁」MVPは「おのずと見えてくる」

 マリナーズ戦の1回、46号となる先頭打者本塁打を放つエンゼルス・大谷=シアトル(提供・共同通信社)
マリナーズに勝利し、チームメートを迎えるエンゼルスの大谷(左から2人目)=シアトル(共同)
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 「マリナーズ3-7エンゼルス」(3日、シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が今季最終戦に「1番・指名打者」で出場し、初回に11戦46打席ぶりとなる46号ソロを放つなど、3打数1安打2四球、1打点。打率は・257。自身4本目の先頭弾で日本選手では07年の松井秀喜(ヤンキース)以来、14年ぶりの100打点をマークした。本塁打の後の4打席で2つの申告敬遠を記録し、本塁打王争いはこの日、47号でペレス(ロイヤルズ)とトップに並んだゲレロ(ブルージェイズ)と2本差で3位となった。

 今季の大谷は打者で155試合(代打9試合)に出場し、打率・257、46本塁打、100打点、103得点、26盗塁。投手では23試合に登板し、130回1/3を投げて9勝2敗、防御率3・18。156個の三振を奪った。野手ではトラウトやレンドンら、先発投手では開幕投手のバンディやカッブら、投打の主力にけが人が続出するなか、一度も負傷者リスト入りすることなく、シーズンを完走した。

 球団広報によると、「45本塁打、100打点、25盗塁」を達成したのは史上5人目。過去にはバリー・ボンズ(93年)、ラリー・ウォーカー(97年)、ホセ・カンセコ(98年)、チッパー・ジョーンズ(99年)の4人が記録しており、カンセコを除く3人が達成したシーズンのMVPに輝いている。

 この日の試合前にオンライン会見を行った大谷は有力候補に挙がっているMVPについて「率直に感じているのは、きょう、最後までいいパフォーマンスをして終わるっていうところなので、そうすればおのずと見えてくるものはあるのかなと思ってます」とコメント。初回の打席で11戦ぶり46号先頭弾を放った。

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