大谷、契約延長の交渉に前向き「オープンな気持ちで」 23年まで保有権
「マリナーズ3-7エンゼルス」(3日、シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が、今季最終戦のマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、初回に46号先頭打者本塁打を放ち、日本選手では07年の松井秀喜(ヤンキース)以来、14年ぶりに100打点を達成した。
大谷は会見でエンゼルスとの契約延長に関する質問にも答えた。昨オフに2年850万ドル(約9億4000万円)で合意し、今季の年俸300万ドル(約3億4000万円)と、来季の年俸550万ドル(約6億円)が保証されている。
球団は23年まで大谷の保有権をもつため、現時点では契約延長交渉は行われていないが、大谷は「話が来たら応じるか?」との問いに「そうですね。この4年間、一番近くで支えてもらった球団ではあるので、もちろん、オープンな気持ちで話すと思います」と前向きな姿勢を見せた。
地元紙の電子版はそろって契約延長の可能性に着目。ロサンゼルス・タイムズは、23年終了後にFAになる前に囲い込もうとしても「交渉は複雑にならざるを得ない。二刀流の価値を評価する前例はないから」と記した。