ダルビッシュ所属パドレス、契約残し監督解任 後半大失速 GMは首脳陣総替え示唆

 ダルビッシュ有投手(35)所属のパドレスが6日(日本時間7日)、ジェイス・ティングラー監督(41)の解任を発表した。同監督は19年オフに3年契約で合意しており、1年の契約を残しての方針転換となった。

 同監督は就任1年目の昨季にワイルドカードで14年ぶりのプレーオフ進出。2回戦の地区シリーズで同じナ・リーグ西地区の覇者ドジャースに3連敗を喫したが、タティスの成長もあり、翌年に期待を抱かせた。

 昨オフは先発陣強化を課題とし、次々と大型トレードを成立させ、ダルビッシュやスネルらエースを獲得。メジャー屈指の先発ローテーションを完成させ、5月30日の時点で貯金14を積み上げ、地区首位に。その後は同地区のジャイアンツ、ドジャースを追う形となりながらも8月10日の時点で貯金16をキープ。2年連続プレーオフ進出を視界にとらえていたが、そこから4連敗3回、5連敗2回、7連敗と大失速した。戦績は79勝83敗で地区3位。首位ジャイアンツと28ゲーム差でプレーオフ進出を逃がした。

 この日、オンライン会見を行ったAJ・プレラーGMは「簡単な決断ではなかった。彼は人間としても野球人としても素晴らしかった。この2カ月を振り返った時に理由はたくさんある。前に進むための決断、変化が必要だった」と説明。コーチ陣には他球団への移籍を許可していることを明かし、首脳陣総入れ替えを示唆した。

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