大谷翔平 米老舗野球誌のMVP選出 圧倒的支持を得てゲレロ、ペレスに圧勝
1942年に創刊され、野球雑誌では世界最長の歴史をもつ米誌「ベースボール・ダイジェスト」は7日(日本時間8日)、MVPにあたる年間最優秀選手に大谷翔平投手(27)を選出したと発表した。
大リーグ公式サイトによると、記者やキャスター、元選手らで構成する選考委員会「ブルーリボン」の19人のうち16人が大谷に1位票を投じ、圧倒的支持。本塁打王を分け合ったゲレロ(ブルージェイズ)が2人から、本塁打と打点の二冠を獲得したペレス(ロイヤルズ)が1人から1位票を得たという。
大谷はメジャー4年目の今季、162試合のうち二刀流で158試合に出場。打者ではメジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁、投手では投打同時出場20試合を含む23試合に登板し、9勝2敗、防御率3・18を記録した。勝利への貢献度の指標となる「WAR」は、投打合わせるとメジャー最高の9・0をマークした。
最優秀投手はナショナルズとドジャースでプレーしたマックス・シャーザー投手(37)が、最優秀救援投手はブルワーズのジョシュ・ヘイダー投手(27)が選ばれた。