レッドソックス・沢村 汚名返上主軸斬り三者凡退「ノーワインドアップに替えてみました」
「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第3戦、レッドソックス12-3アストロズ」(18日、ボストン)
レッドソックスがシュワバーの満塁本塁打など4本塁打を浴びせ、大量得点で圧勝。2勝1敗とした。
沢村拓一投手は9点リードで迎えた最終回に4番手として今シリーズ2度目の登板。クリーンアップを相手に三者凡退に斬った。3番ブレグマンを直球で追い込んでスプリットで空振り三振、4番アルバレスを二直、5番コレアを右飛に抑えた。
「前回の登板がピッチングになっていなかったので、点差もありましたしピッチングになってよかったです」と中継局のインタビューでほっと息をついた。
15日の第1戦では1点ビハインドの八回に登板。1安打2四死球で1点を失い、1死しかとれずに降板していた。
「前回はフワフワしていたんですけど、ここはホームなので自分の家だと思ってしっかり投げました。セットポジションもやめてノーワインドアップに替えてみました」。思い切った切り替えが奏功した。
「きょうはきょうでうれしいですし、あした、ヒューストンも素晴らしいチームなので勝てるように頑張ります」と誓った。