大谷翔平 選手が選ぶMVPと最優秀野手の2部門でファイナリスト ゲレロも同部門で最終候補入り
米大リーグ選手会は21日(日本時間22日)、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」の各部門の最終候補を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が両リーグのMVPにあたる「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」と、ア・リーグ最優秀野手に贈られる「アウトスタンディング・プレーヤー」の2部門でファイナリストとなった。
大谷は4年目の今季、投打同時出場20試合を含む158試合に出場し、打者ではメジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁、投手では23登板で9勝2敗、防御率3・18を記録した。勝利への貢献度の指標となる「WAR」は投打合わせるとメジャー最高の9・0だった。
大谷はすでに米野球専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の年間最優秀選手に選ばれているほか、ファンと殿堂入り選手の投票で年間最優秀打者を決める「ハンク・アーロン賞」の最終候補7人に入っている。
大谷と同様、ブルージェイズのブラディミール・ゲレロも2部門で最終候補入り。今季の成績はア・リーグ2位タイの打率・311、メジャー最多タイの48本塁打、リーグ5位タイの111打点。長打率・601とOPS1・002はいずれもリーグ1位だった。
「プレーヤーズ・チョイス・アワード」各部門の最終候補は以下のとおり。
<プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(MVP)>
ブラディミール・ゲレロ(ブルージェイズ)打率・311、48本塁打、111打点
ブライス・ハーパー(フィリーズ)打率・309、35本塁打、84打点
大谷翔平(エンゼルス)打率・257、46本塁打、100打点
<アウトスタンディング・プレーヤー(最優秀野手)>
ア・リーグ
ゲレロ(ブルージェイズ)打率・311、48本塁打、111打点
大谷(エンゼルス)打率・257、46本塁打、100打点
サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)打率・273、48本塁打、121打点
ナ・リーグ
ハーパー(フィリーズ)打率・309、35本塁打、84打点
オースティン・ライリー(ブレーブス)打率・303、33本塁打、107打点
フアン・ソト(ナショナルズ)打率・313、29本塁打、95打点
フェルナンド・タティス(パドレス)打率・282、42本塁打、97打点
<アウトスタンディング・ピッチャー(最優秀投手)>
ア・リーグ
ゲリット・コール(ヤンキース)16勝8敗、防御率3・23、243K
ランス・リン(ホワイトソックス)11勝6敗、防御率2・69、176K
ロビー・レイ(ブルージェイズ)13勝7敗、防御率2・84、248K
ナ・リーグ
コービン・バーンズ(ブルワーズ)11勝5敗、防御率2・43、234K
マックス・シャーザー(ナショナルズとドジャース)15勝4敗、防御率2・46、236K
ザック・ウィーラー(フィリーズ)14勝10敗、防御率2・78、247K
<アウトスタンディング・ルーキー(新人王)>
ア・リーグ
ランディ・アロザレーナ(レイズ)打率・274、20本塁打、69打点
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)打率・243、31本塁打、90打点
ライアン・マウントキャッスル(オリオールズ)打率・255、33本塁打、89打点
ナ・リーグ
ディラン・カールソン(カージナルス)打率・266、18本塁打、65打点
ジョナサン・インディア(レッズ)打率・269、21本塁打、69打点
パトリック・ウィズダム(カブス)打率・231、28本塁打、61打点
<カムバック・プレーヤー>
ア・リーグ
ミッチ・ハニガー(マリナーズ)打率・253、39本塁打、100打点
トレイ・マンシーニ(オリオールズ)打率・255、21本塁打、71打点
セドリック・マリンズ(オリオールズ)打率・291、30本塁打、59打点
ナ・リーグ
ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)打率・298、24本塁打、90打点
バスター・ポージー(ジャイアンツ)打率・304、18本塁打、56打点
ジョーイ・ボット(レッズ)打率・266、36本塁打、99打点
<マービン・ミラー賞(社会貢献)>
アンドリュー・ミラー(カージナルス)
シャーザー(ナショナルズとドジャース)
マーカス・セミエン(ブルージェイズ)