大谷 選手が選ぶMVP最終候補入り 受賞すれば日本人初

 米大リーグ選手会は21日(日本時間22日)、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」の各部門の最終候補を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が両リーグのMVPにあたる「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」と、ア・リーグ最優秀野手に贈られる「アウトスタンディング・プレーヤー」の2部門でファイナリストとなった。年間最優秀選手の日本選手受賞者は過去にいない。受賞者は28日(同29日)に発表される。

 大谷は4年目の今季、投打同時出場20試合を含む158試合に出場し、打率・257、メジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁。投手では23試合に登板して9勝2敗、防御率3・18を記録した。

 大谷はすでに米野球専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の年間最優秀選手に選ばれているほか、ファンと殿堂入り選手の投票で年間最優秀打者を決める「ハンク・アーロン賞」の最終候補7人に入っている。

 大谷と最終盤まで本塁打王のタイトルを争い、48本塁打でロイヤルズのペレスとタイトルを分け合ったブルージェイズのゲレロも2部門で最終候補入りしている。

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