ブレーブス ワールドシリーズ先勝 先発投手が腓骨骨折緊急降板も快勝 ソレアが先頭弾
「ワールドシリーズ・第1戦、アストロズ2-6ブレーブス」(26日、ヒューストン)
22年ぶりにナ・リーグを制したブレーブス(ナ・リーグ東地区1位)が、直近5年で3度のリーグ優勝を果たしたアストロズ(ア・リーグ西地区1位)に快勝し、シリーズ開幕戦を白星で飾った。
95年以来、26年ぶりのワールドチャンピオンを目指すブレーブスは初回、ソレアの先頭弾と4番ライリーの適時二塁打で2点を先制すると、二回1死二、三塁から内野ゴロで追加点を挙げた。三回にはデュバルに2ランが飛び出し、試合を有利に進めた。
アクシデントは三回だ。二回に右脚に打球を受けた先発モートンはその後も続投したが、四回、先頭アルテューベを三振に斬った直後にマウンドでバランスを崩し、右足を引きずりながらそのまま降板した。球団はレントゲン検査で右腓骨骨折が判明し、残り試合の欠場を発表。37歳右腕は降板直前まで150キロを超える直球を投げ込むなど、気迫の投球を披露した。
一方のアストロズは先発バルデスが三回途中5失点KOの誤算。打線は四回1死二、三塁、八回無死三塁からいずれも内野ゴロで1点を取るのがやっと。初回2死満塁、三回1死二塁の序盤の好機を生かせず、ホーム初戦で痛い黒星を喫した。