ブレーブスが接戦制し2勝1敗 投手陣が七回まで“継投ノーヒッター”快投

 アストロズ戦に先発したブレーブスのアンダーソン=アトランタ(共同)
 3回、先制二塁打を放つブレーブスのライリー=アトランタ(共同)
 3回、先制二塁打を放ったブレーブスのライリー=アトランタ(共同)
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 「ワールドシリーズ第3戦、ブレーブス2-0アストロズ」(29日、カンバーランド)

 26年ぶりのチャンピオンを目指すブレーブス(ナ・リーグ東地区1位)が接戦を制してシリーズを2勝1敗とした。直近5年で3度のリーグ優勝を果たしたアストロズ(ア・リーグ西地区1位)に快勝し、シリーズ開幕戦を白星で飾った。

 1点を争う投手戦。本拠地ファンを熱狂させたのはブレーブスの23歳新人アンダーソンだ。初回こそ2四球を与えたが、150キロ中盤の直球にチェンジアップとカーブを織り交ぜ、5回を無安打無失点に抑える快投を披露。1点リードの六回、打者3巡目を前にブルペン陣に勝利のバトンを託した。4番手マツェックが八回、先頭の代打ディアスに左前打を許して快挙は途切れたが、4人の継投でアストロズ打線を完封した。

 新人右腕の快投に応えるかのようにブレーブス打線は三回1死一、二塁の好機にライリーが左翼線を破る適時二塁打で1点を援護。八回2死から7番ダーノーが6番右腕グレイブマンの初球157キロ直球を完璧にとらえてシリーズ2本塁打目となる中越えソロ。大きな1点を加え、逃げ切った。

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