ブレーブス 逆転勝ちで26年ぶりワールドチャンピオンに王手 ソレアが代打決勝弾
「ワールドシリーズ第4戦、ブレーブス3-2アストロズ」(30日、カンバーランド)
ブレーブス(ナ・リーグ東地区1位)が逆転勝ちでシリーズを3勝1敗とし、26年ぶりのワールドチャンピオンに王手をかけた。
クライマックスは1点を追う七回だ。1死走者なしの場面で8番スワンソンが逆方向への右越えソロを放って同点にすると、代打ソレアが弾丸ライナーで左翼フェンスを越える2者連続本塁打で勝ち越しに成功した。ロイヤルズ時代の19年に本塁打王に輝いているソレアは第1戦の先頭弾に続き、シリーズ2本目の本塁打となった。
守備では左翼手ロサリオが本拠地を沸かせた。3-2の八回にアルテューベが放った頭上を越えようかという痛烈な当たりを走りながら逆シングルでキャッチ。超美技で反撃の芽を摘んだ。
4年ぶりの覇権奪回を目指すアストロズ(ア・リーグ西地区1位)は初回に先頭アルテューベの内野安打を足掛かりに2つの四球で1死満塁とし、オープナーで先発したリーを“KO”。後続の内野ゴロの間に1点を先制し、完封負けを喫した前戦の悪い流れを断ち切った。四回にはアルテューベがポストシーズン史上単独2位となる23本目の本塁打を放ち、2点差とした。
先発グリンキーが4回無失点と好投したが、5番手で登板したハビエルが2点のリードを守り切れなかった。