バウアー、来季36億円契約破棄せずドジャース残留 米報道 性的暴行容疑で7月以降離脱

 ドジャースのトレバー・バウアー投手(30)が来季3200万ドル(約36億5000万円)の契約をオプトアウト(契約破棄)せずにチームに残留する、と3日(日本時間4日)、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで伝えた。

 バウアーはレッズでプレーした20年にサイ・ヤング賞を獲得し、同年オフにFAでドジャースと3年1億200万ドル(約116億3000万円)で合意。契約の内訳は契約金1000万ドル(約11億4000万円)、21年2800万ドル、22、23年が各3200万ドル(約36億5000万円)で、選手側にシーズン終了時に残りの契約を破棄できる権利がある。

 移籍1年目の今季は17試合に登板し、8勝5敗、防御率2・59。107回2/3を投げて137三振を奪うなど、質の高い投球を披露したが、女性への性的暴行疑惑により、米大リーグ機構の調査のため、休職命令が出され、6月28日の登板を最後に離脱した。

 ワールドシリーズ連覇を目指したチームはエースとして期待された右腕を欠きながら9年連続プレーオフ進出。しかし、リーグ優勝決定シリーズでブレーブスに2勝4敗で破れている。

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