大谷翔平投手（２７）所属のエンゼルスがメッツからＦＡになったノア・シンダーガード投手（２９）と１年２１００万ドル（約２４億円）で合意した、と１６日、米スポーツ専門局ＥＳＰＮのジェフ・パッサン記者がツイッターで伝えた。

　シンダーガードは１０年ドラフト１巡目でブルージェイズ入りした後、１２年オフにトレードでメッツへ移籍。１５年にメジャーデビューし、２年目の１６年に１４勝、防御率２・６０をマークした。１８、１９年にも２桁勝利を記録するなど、メジャー６年の通算成績は４７勝３１敗、防御率３・３２。２０年３月に右肘靭帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）を受け、約１年半のリハビリをへて今年９月に復帰した。

　身長１９８センチ、長髪のイケメン選手として知られており、その風貌がアメリカン・コミックスに登場するスーパーヒーローに似ていることから「ソー」の愛称で親しまれている。

　同投手はメッツから来季契約１８４０万ドル（約２１億円）のクオリファイング・オファーを提示されており、返答期限が１８日に迫っている。エンゼルスのミナシアンＧＭは今オフの先発陣強化を明言しており、同じ代理人事務所ＣＡＡの大谷との強力コンビが結成される。