大谷MVP 同僚トラウト、ライバル、名投手も祝福「当然の満票MVPにハッピー」
エンゼルスの大谷翔平投手(27)の満票MVP受賞が発表された18日(日本時間19日)、同僚でMVP3回受賞のマイク・トラウト外野手(30)や、同じア・リーグ西地区のライバルでもあるアスレチックスのエース右腕クリス・バシット投手(32)らが祝福のコメントを寄せた。
今季は怪我で長期の離脱を強いられ、36試合の出場に終わったトラウトは球団を通じて「今季のショウヘイはまさに衝撃の一言に尽きる。彼を見ていると、時々、自分がリトルリーグでプレーしていたころに戻ったような錯覚に陥る。8イニングを投げて、ホームランを打って、盗塁をした後に右翼に入るなんて信じられない。彼を見ていて一番感心するのは野球でも野球以外のことでも自分を貫いているところだ」などとコメントした。
今季はエンゼルス戦で3勝無敗、23回2/3を投げてわずか2失点と“カモ”にしているバシットは自身のツイッターで大谷を祝福。「オオタニは最高の選手だ。『満票MVP』は当然のことでハッピーなことだ」とつづった。
また、現役時代はインディアンスやヤンキースなどでエースとして活躍し、通算251勝の記録をもつCC・サバシア氏は「ショウヘイ!!!!!!!!!!!私がこれまで見てきた中で最高の選手だ」と絶賛した。
大谷はこの日発表されたMVPで日本選手では01年のイチロー(マリナーズ)以来、20年ぶり2人目の快挙を達成。満票選出は15年のハーパー(当時ナショナルズ)以来、6年ぶり18人目19度目(フランク・ロビンソン2度)。エンゼルスではドン・ベイラー(79年)、ウラジーミル・ゲレロ(04年)、マイク・トラウト(14、16、19年)に続いて4人目となった。