20年前のMVP マリナーズ・イチローは大接戦 わずか8得点差で受賞

 米大リーグ機構(MLB)は18日、両リーグの最優秀選手(MVP)を発表し、ア・リーグは投打の二刀流で歴史に残る活躍を見せたエンゼルス・大谷翔平投手(27)が満票で初受賞した。日本選手では01年のイチロー(マリナーズ)以来、20年ぶり2人目。

 大谷が満票でMVPに輝いたのと対照的に、20年前のマリナーズ・イチローは大接戦での受賞だった。28人の投票でイチローが獲得した1位票は11人。2位ジアンビ(アスレチックス)は8人、3位ブーン(マリナーズ)は7人で、ジアンビとの得点差はわずか8だった。

 MVPは長打力に優れた中軸打者が選ばれることが多い。8本塁打の1番打者の選出に一部で異論も出た。しかし、新人最多安打記録を更新した上、首位打者と盗塁王、ゴールドグラブ賞を獲得し、オールスター戦のファン投票で最多得票の功績も評価された。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス