エンゼルス・大谷 国民栄誉賞辞退していた 投打で歴史的活躍も「まだ早い」
米大リーグのア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手(27)が政府から国民栄誉賞を打診され、辞退していたことが22日、分かった。松野官房長官が記者会見で明らかにした。大谷側は「まだ早いので今回は辞退させていただきたい」と回答した。
日本人メジャー選手では、イチロー氏に続く国民栄誉賞辞退。メジャー4年目の今季は「9勝、46本塁打」と投打で歴史的活躍。一方でメジャーでフルシーズンを二刀流で戦ったのは今季だけ。「これからピークを迎える5~7年くらいが、もっともっと勝負じゃないかと思う」とさらなる飛躍を誓う。
松野氏は「さらなる高みに向けて、精進に集中するという強い気持ちと受け止めている。国民とともに来シーズン以降の一層の活躍をお祈りしたい」と期待した。