大谷翔平投手（２７）が所属するエンゼルスは２２日（日本時間２３日）、メッツからＦＡになった救援左腕アーロン・ループ投手（３３）と２年１７００万ドル（約１９億５０００万円）で合意したと発表した。契約の内訳は２２、２３年が７５０万ドル（約８億６０００万円）。３年目は球団オプション１年７５０万ドルで行使しない場合はバイアウト２００万ドル（約２億３０００万円）。

　左の変則サイドスローのループは１２年７月にブルージェイズでメジャーデビュー。１８年以降はフィリーズ、パドレス、レイズ、メッツを渡り歩き、メジャー１０年で４７１登板、２１勝２２敗６セーブ、防御率３・０５の成績を残している。シンカーを武器に今季はメッツで６５試合に投げ、６勝無敗、リリーフ最高防御率０・９５、ナ・リーグ３位の被打率・１９２だった。

　エンゼルスのミナシアンＧＭは投手陣の強化を明言しており、ここまでメッツからＦＡになった先発右腕シンダーガードを１年２１００万ドル（２４億円）で獲得している。