大谷選手が岩手県民栄誉賞も辞退 達増知事は理解示す
岩手県の達増拓也知事は25日の定例記者会見で、同県出身で米大リーグのア・リーグ最優秀選手(MVP)に選出されたエンゼルスの大谷翔平選手(27)に県民栄誉賞を打診し、辞退されていたと明らかにした。大谷選手は既に、政府から打診された国民栄誉賞を辞退している。
達増知事は詳しい経緯を明らかにしなかったが「国民栄誉賞の辞退を併せて考えると、さらなる高みを目指したいという覚悟からかと推察する」と理解を示した。
県によると、MVP受賞後、関係者を通じ賞の授与を打診したが、大谷選手の意思として辞退したいと連絡があった。