大リーグ労使交渉は越年か 年内進展なしと米報道
【ロサンゼルス共同】新労使協定の交渉が暗礁に乗り上げ、労使に絡む活動が止まるロックアウトに突入している米大リーグで、大リーグ機構と選手会が年内は主要議題の話し合いを行わない見通しになった。スポーツ専門サイト「アスレチック」が15日、報じた。交渉の越年は必至の情勢とみられる。
旧協定の失効後も双方の交渉は続いているが、隔たりが大きい金銭面の議論で進展はないという。
ロックアウト期間中は選手は契約を締結できず、プロ野球広島からポスティングシステムでの移籍を目指す鈴木誠也外野手やマリナーズからフリーエージェントになった菊池雄星投手らの交渉にも影響が及んでいる。