パイレーツの筒香嘉智が8日、オンラインのイベント「野球界の未来を語ろう」に参加し、日本の高校野球で使用される金属バットについて「重さや直径、反発係数を規定することが大事」と規制の必要性を訴えた。
金属は木製に比べ打球が速くなるため、投手の負担や守備の安全面が懸念される。米国では高校生は反発係数を抑えたバットを使用している。
筒香は昨年在籍したドジャースで、ある主力打者から「日本の高校野球は、なぜ打球が飛びやすい金属バットを使うのか」と疑問をぶつけられたという。「選手のためを考えたら飛ばない(バットの)方がいいのでは、と話していた選手がいた」と打ち明けた。