米大リーグ オープン戦開始は「早ければ3月9日」に修正 労使交渉難航 ファン置き去り
米大リーグ機構(MLB)と選手会による労使交渉が25日(日本時間25日)、フロリダ州ジュピターで5日連続で行われたが、妥結には至らなかった。
米全国紙USAトゥデーのナイチンゲール記者のツイッターによると、この日はマンフレッドMLBコミッショナーとクラーク選手会専務理事が選手を交えず1対1で討議。ドラフト指名権抽選に関して進展はあったが、依然として主要争点の課徴金(ぜいたく税)の総年俸基準額や最低保証年俸などの着地点は見えず。スポーツサイト「アスレチック」のドレリッチ記者はツイッターで「大きな金の問題は残ったままだ」と伝えた。
早ければ3月5日(同3月6日)に始まる予定オープン戦は「早ければ8日(同9日)」に修正。MLBは選手会に対し、28日までに合意しなければ、予定されている3月31日の開幕の延期と短縮シーズン、それに伴う給料削減を通達している。残された時間は3日。交渉はあす26日も行われる予定だ。