MLB 労使交渉またも合意できず 28日までに合意できなければ選手の給料削減も
米大リーグ機構(MLB)と選手会による労使交渉が26日(日本時間27日)、フロリダ州ジュピターで6日連続で行われたが合意できなかった。27日も交渉が行われる予定。MLBは28日までに合意できなければ、3月31日に予定している開幕の延期と短縮シーズンの実施、選手の給料削減を通達している。
この日は選手会が包括的修正案を提示。主要争点でもある課徴金(ぜいたく税)の総年俸基準額や、メジャー在籍2~3年目の選手の年俸調停権取得の割合などで譲歩する姿勢を見せたが、溝は埋まらなかった。
米大リーグは昨年12月からロックアウト(オーナー側による球団施設封鎖など)に入っており、選手個々の調整にも影響が及んでいる。